ソムリエがオススメ話題のオレンジワイン5選
世界中でブームになりつつあるオレンジワインを知っていますか？
あなたはオレンジで造ったフルーツワインを想像していませんか？
実はオレンジワインは、白ブドウで造られるワインの一種です。
今回はオレンジワインのオススメ5本を、ルーシャズワインソムリエ岡田悠太にセレクトしてもらいました。
オレンジワインをまだ飲んだことがない、新たなオレンジワインを知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
オレンジワインは白ブドウが原料
赤ワインは黒ブドウを皮ごと醸造します。
白ワインは白ブドウの皮や種を取り除いて醸造します。
オレンジワインは、白ブドウを原料に、赤ワインの製法を用いて造られます！
白ブドウにはアントシアニンが含まれていないので赤色にはならず、オレンジに近い色になります。
オレンジワインが人気の理由
オレンジワインが人気になったのは添加物の少ないワイン、自然派ワインとして注目されたことです。
オレンジワインの味わいも人気の理由です。
白ワインと赤ワイン両方の魅力を感じられる、渋味があり複雑な味わいは、今までワインを合わせなかったいろいろな料理ともマッチします。
ソムリエがオススメ話題のオレンジワイン5選
個性的な味わいでペアリングの可能性を広げてくれる世界的にも注目されているオレンジワイン。
ルーシャズワインソムリエ岡田悠太が選んだ5本をご紹介しますね。
①ピヴニツァ・チャイコフ プリンセス
スロバキア
参考価格：3,300円
リリースするとすぐに売り切れる人気のオレンジワインです。
クセが強すぎない爽やかな味わい。
樹齢30年以上のオーガニックのぶどうを使用しています。
『プリンセス』という名前は、ワインの味わいのイメージが『純粋·勇敢·感情豊か·能動的だがまだ無邪気』から名付けらました。
②ドメーヌ・グロス トリオ 2020
フランス
参考価格：3,300円
フランス·アルザス地方のワイナリー『ドメーヌ·グロス』のカジュアルラインで、ガブガブ飲めるオレンジワインです。
ドメーヌ·グロスは、話題の日本人醸造家『YURA由良仁太郎』が、畑と醸造所を借りていることでも知られています。
ピノグリ・シルヴァネール・リースリングの3品種を混ぜて作られているため、トリオと名付けられました。
③九能ワインズ ガーベラ 2017
ニュージーランド
参考価格：4,300円
九能ワインズは日本人醸造家『中野 雄揮』が、ニュージーランドのネルソンを本拠地とするワイナリーです。
バナナやアプリコット、華やかに香る白い花とスパイス、アロマティックな魅力が存分にあり、苦みと渋みが絶妙なアクセントになっています。
④シルヴァ プランタリウム カマラトン パエストゥム ビアンコ
イタリア
参考価格：4,246円
個性を味わえるオレンジワインです。
ハチミツの香りにパイナップルなどのトロピカルな印象ですが、しっかりタンニン（苦味成分）も感じられるのが特徴です。
『カマラトン』とは、ローマ神話上ではラテン文字の発明者とされる、出産と予言の女神"カルメンタ"が語源です。
⑤ドメーヌレスカルポレット・ブラン2020(オレンジ・サンスフル)
フランス
参考価格：4,158円
サンスフルは基本的に天然酵母を使い、瓶内一次発酵で仕込まれる微発泡ワインです。
オレンジワインの特徴でもあるさまざまなフルーツのフレーヴァーと、ボリュームのあるボディで、複雑さと柔らかいタンニンがありエレガントな味わいです。
筆で書かれたようなラベルは、アートなブランコ（レスカルポレット）が描かれています。
オレンジワインで新しいワインの魅力を発見
ルーシャズソムリエが厳選した、オススメのオレンジワインの中で気になる1本は見つかりましたか？
赤ワインか白ワインか迷った時に、あえてオレンジワインを選択してみると、新たなワインの魅力を発見できるかもしれません。
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