更新日:2021.6.20

暑くなってくるとキンキンに冷えたサングリアが飲みたくなってきますよね?

 

カットしたフルーツやハーブを入れて見た目もおしゃれ。

さわやかな飲み口で夏にはピッタリのお酒です。

 

「サングリアは漬けこむもの?漬け込む時間は?とにかく作り方が知りたい!」

 

「家でもおいしいサングリアを作ってみたい。どんなワインを使えばいいの?」 

 

サングリアは残りものワインで作るのが一般的で、わざわざ値段の高いワインを使う必要はありません。


女子が大好きな「おしゃれ」と「おいしい」を満たし、パーティや女子会でも盛り上がるドリンクですが、どんなワインで作るのがおすすめなのでしょうか?

 

また、 漬け込むのか漬け込まないのかというのも気になるところです。

 

ひとつづつご紹介していきますね。

 

サングリアとは

 

サングリアとはスペインが発祥のワインを使ったカクテルで、スペインでは国民酒とも言われています。



サングリアに使用するワインは特別なものは必要なく、飲み残しのものや1000円以下の安いワインを使っても十分おいしく作れます。



混ぜるフルーツは生のものはもちろん、缶詰や冷凍ものなど特に決まりはなく自分好みにアレンジして作れるのも楽しみの一つ。



いろいろ試して自分好みのサングリアを見つけてみてくださいね。

 

サングリアは漬け込むと違法?漬け込まなくてもおいしい?

漬け込む

サングリアを作る際にこんな気になることはありませんか? 

  1.  漬け込まないと美味しくできないのでは?
  2. サングリアを作ると違法になるって聞いたけど、ほんと?

 これらについては疑問に思われている方も多いのではないでしょうか?

下記でさっそく見ていきましょう。

 

漬け込まないと美味しくできない?

答えはノーです。

 

本格的なサングリアを作る場合は別ですが、自宅で気軽に飲む際にはフルーツを入れた後すぐに飲んでも十分おいしいサングリアが作れます。


漬け込みすぎると「酒税法」に引っかかることもあるので注意が必要です。(こちらに関しては後ほどご紹介しています)

 

リンゴジュースやオレンジジュース、砂糖やブランデーなどを少し加えるなど作り方を工夫すれば十分おいしくできるので 、特に漬け込む必要はありません。

 

サングリアを作ると違法になる?

こちらについてもよく耳にしたことがあるのではないでしょうか?



前述でもご紹介しましたが、気を付けないと「酒税法」に当たってしまう場合があります。

 

ワインに果実を漬けてサングリアを作ると再発酵し、新たなお酒を製造したことになります。



お酒類を作る際には免許が必要になるので、免許を持っていないのにお酒作った=違反となるんです。

 

…と、 、

 

むずかしい話はさておき、

 

「飲む直前にフルーツなどを加えてその場で飲み切り、余ったら捨てる」

 

それで問題はないのでご安心ください。

 


※詳しくは下記ページをご参考ください。

【自家醸造】/国税庁

第43条 みなし製造

 

ソムリエ厳選サングリアに合うワイン3選!作り方、レシピも紹介

では、サングリアに合うワインとはどのようなものがあるのでしょうか?

 

今回は赤ワインを中心にご紹介していきます。

 

サングリア発祥のスペイン産赤ワイン、かつオーガニックでまとめましたのでぜひ参考にしてくださいね。

 

1.メスタ/オーガニック テンプラリーニョ

  •  産地:スペイン・カスティーリャ=ラ・マンチャ州
  • ボディ:赤ワインとしては、バランスの良いミディアムボディ
  • 値段:1300円ほど
  • 特徴:洗練されたオーガニックワインで、スイスイ飲みやすい
  • ワインの詳細はコチラ
  •  

    こちらのワインではサングリアを作る際にも、ジュースなどでは割らずにイチゴやオレンジ、リンゴなどのフルーツを入れてストレートで飲むのがおすすめです。



    あまり日本では知られていませんが、ワイン有識者が持つ世界最高峰の資格で「マスター・オブ・ワイン」というものがあります。(世界中で400人ほど)



    日本在住日本人としては唯一の資格保有者である大橋健一さんという方がおられますが、その大橋さんの資格取得時のメンターだったのがこのワインのディレクターであるサムハロップさんです。



    ちなみにハロップさんは2013年、「最も影響力のあるワインコンサルタント10人」のうちの1人に選ばれておれられるので、そういった意味でもぜひ飲んでいただきたいワインです。

     

    このワインを使ったおすすめレシピはこちら

     

    2.フィンカ パレーラ/ラ ビビ ドーラ

  • 産地:スペイン・ カタルーニャ州
  • ボディ:苦味は無く、フルーティーでジューシーなライトボディ
  • 値段:3850円
  • 特徴:ガラスボトルを使わない袋入りのワイン。エコな観点からも◎
  • ワインの詳細はこちら
  • こちらのワイナリーでは、フルーツや野菜も一緒に植えられ、肥料としても使われています。(サスティナブル農法)



    フルーツなどとの相性もよく、サングリアを作るにもおすすめのワインです。



    スルッと飲めてしまうジューシーさ。



    ジュースやカルピスで割りジュース感覚で楽しめるので、アルコールが苦手な方にも◎



    合わせるフルーツはイチゴやブルーベリー、リンゴや桃など、比較的オールマイティに楽しめます。

     

    このワインを使ったおすすめレシピはこちら

     

    3.パラ・ヒメネス/カベルネ・ソーヴィニヨン オーガニック

  • 産地:スペイン・カスティーリャ=ラ・マンチャ州
  • ボディ:苦味もそこそこ、フルボディ
  • 値段:1000円ほど
  • 特徴:力がありガツンとした辛口フルボディ
  • ワインの詳細はこちら
  •  一般的なサングリアに使いやすいワインの一つです。



    ワイン自体に力があるため、ブラックベリーやブラックチェリーなどアクの強いフルーツや、ミントやシナモンなど香りの強いハーブ・スパイスとも相性抜群です。



    強めのワインが苦手な方は、オレンジジュースやリンゴジュース、炭酸ソーダで割り、グラニュー糖を混ぜて飲みやすくしてもいいですね。



    このワインを使ったおすすめレシピはこちら

     

    アルコールが苦手な方におすすめのサングリア

     ジュースでサングリア引用引用:angers-web.com

    女子会やパーティなどではアルコールが苦手な方もみんな一緒に楽しめたら最高ですよね?



    ここではアルコールが苦手な方、弱い方でもサングリアを楽しめるレシピをご紹介します。

     

    1.ぶどうジュースでサングリア

    ワインはブドウから出来ています。なので、いっそのことぶどうジュースで作っちゃいましょう。

     

    ぶどうジュースで作るので、お子さまでも楽しめますよ。

     

    おすすめレシピはこちらから

     

    ぶどうジュースで作るノンアルコールサングリア

    2.おまけ

    アルコールが苦手な方にはもう一つ、ワインのアルコール分を飛ばして作る方法もあります。

     

    アルコールを飛ばしたサングリアの作り方

    1. ワインにフルーツを入れる
    2. 1を火にかけひと煮立ちさせる
    3. できたら冷やして完成

     

     これだけです。


    とっても簡単ですね。

     

    ※アルコールが完全になくなるわけではありません。妊婦さんなどはぶどうジュースでお作りください。

     

    まとめ

    ・サングリアとは、スペイン発祥のワインカクテルのこと。あまりものワインで作るのが一般的。

    ・サングリアを作るのには特に漬け込む必要はなし。漬け込み方によは違法になることもあるので注意が必要になる。

    ・ソムリエが厳選したワイン3選でも紹介しているが、サングリアに合うワインにはライトボディからフルボディのものまで幅広くあり、好みに合わせて使うといい。

    ・アルコールが苦手な方にはノンアルコールサングリアがおすすめ。ぶどうジュースで簡単に作れてみんなで楽しめる。

    いかがでしたでしょうか?



    サングリアと言えども色んな作り方があるもんですね。

    サングリアを冷蔵庫でよーく冷やし、マンゴーやチェリー、パイナップルにリンゴ、オレンジにキウイ、色とりどりの果実を混ぜてミントを乗せて、、、


    あー、もう想像しただけで美味しそう、、早速作って飲んできます!


    みなさんとはぜひまた次回、お会いしましょう。

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。